猫を飼いたいを考えている方にとって気になることといえば、猫が自分の子供に対してどう接してくれるのかではないでしょうか?
私の知り合いでお子さんがいる方がいるのですが、その方と子供は猫が好きなのですが、家で猫を飼うことはしていません。
ただ、ネットで猫と赤ちゃんのことを調べているとよく見かけるのは猫は赤ちゃんに優しい一面を持っていることです。
ですが、猫はやきもちや嫉妬をしやすい動物なので優しくなれる赤ちゃんに嫉妬することもあるそうです。
今回はそんな猫が赤ちゃんに優しくなれる理由や猫が嫉妬する一面も合わせて紹介していきます。
目次
猫が赤ちゃんに優しくなれる理由とは?
猫にとって守ってあげたい存在
猫は基本的に人に触られたり抱っこされたりすることを嫌がることって多いですよね。
そんな猫ですが、なんと赤ちゃんに対しては嫌がるそぶりはみせながらも優しく接する場面を見たことが多いことはないでしょうか?
なぜ、猫は赤ちゃんに対しては優しく接することができるのか気になるところですよね。
このことを調べていると分かったことは、猫は自分よりも弱い立場のものを守ろうという習性をもつ動物であることがわかったのです。
この習性により、赤ちゃんには何をされてもされるがままの状態で接することができるようです。
何をされても本気では怒らない
そんなときでも猫は赤ちゃんに対して本気で噛んだり爪で引っかいたりすることはないようです。
ただ、甘噛みや軽い猫パンチはすることがあるので猫が赤ちゃんを見ているからといってほったらかしにすることなく飼い主の方の目が届く範囲で猫と赤ちゃんの動向を見守るといいでしょう。
泣いている赤ちゃんをあやすことができる
猫は赤ちゃんが泣いているとすぐに傍に駆け寄り寄りそうことで赤ちゃんが泣いていても落ち着かせることができます。
これも猫が持つ習性というか、母猫から教わったことを人間の赤ちゃんにもしてあげている様子のようです。
猫は母親に人生のイロハを教えてもらいながら成長するのである程度成長するまでは母子はともに過ごします。
猫にとってこの時の経験があるからか人の赤ちゃんに対して優しくなれるのは人の赤ちゃんのことを守ってあげたい存在(自分の子供と同様である)、つまり、親子の関係のように思って接しているのかもしれないですね。
猫は赤ちゃんに嫉妬するのか?
猫はやきもちや嫉妬をしやすい動物です。猫によって嫉妬しやすいかは差があるのですが、仔猫時代から飼い主の方とずっと過ごしてきた猫にとって飼い主の方は母親のように慕っているのでとくに嫉妬しやすい傾向があります。
では、猫はどんなときに嫉妬するようになるのかいくつかご紹介していきます。
飼い主の方に突然噛みつく
気の強いメス猫や去勢前にオス猫を飼っている場合、やきもちや嫉妬から噛みつくことがあります。
普段噛まない猫に突然噛まれると「何か嫌われることをしたのかな?」と思ったりするのですが、やきもちや嫉妬の対象になる存在に自分の飼い主を奪われるのではないかという危機感から不安になることで噛むことがあります。
やきもちや嫉妬の対象にケンカをしかけることがある
猫は自分にとって気にくわない相手がいると猫パンチなどで攻撃をしかけることがありますよね。
この時に猫の心理としては
・この家は自分の縄張りだ!
・この人(飼い主)は自分だけのものだ!
という気持ちから相手にやきもちや嫉妬していることを訴えることがあります。
遠くから視線を送ってくることがある
普段クールな性格の猫やプライドの高い猫は、嫉妬をすることがないように思われます。ですが、クールな性格が邪魔をしてあ飼い主の方へ自分から甘えにいけない猫もいます。
本心では気になっているので遠くから静かに視線を送ることで自分に関心を向けようとアピールする猫もいます。
割り込むことがある
飼い主がテレビを見ているときやパソコンで作業をしているときに、突然前に来て割り込んでくる猫がいます。
この時の猫の心理は、構ってくれない飼い主の興味の対象であるテレビやパソコンに嫉妬することで飼い主に訴えかけてくることが多々あります。
私が飼っている猫は母がテレビを見ているときや私がパソコンで作業をしているときに膝に乗って「構って」と言わんばかりにアピールしてきます。
鳴くことでアピールすることも
猫は鳴き声を出すことで飼い主の方へ「構ってくれ!」とアピールしてきますよね。
猫も人間と同様に構ってほしい時は「にゃー」と鳴くことで飼い主の方へ自分のわがままを聞いてもらおうと声掛けをしてきます。
私の家でも普段は静かにしているのですが、ある時、「にゃー、にゃー」と鳴いてアピールしながら家中を走り回ることがあります。そうすることで一時的でも自分へ注目してもらおうとしています。
人間の赤ちゃんに嫉妬することがある
家で飼っている猫にとって飼い主の方は自分にとって母親も同然の対象ですよね。
そんな猫にとって飼い主の方が結婚して子供が生まれた場合、新しく家族が増えることになるのですが、このときの猫にとってやきもちや嫉妬の対象として認識されるのが赤ちゃんになります。
猫にとってはこれまで家にいなかったいわば「新入り」です。なのに、飼い主の方は新入りである赤ちゃんにかかりっきりで自分には全く構ってくれなくなると当然ですが不快に感じますよね。
そんな猫の心情を抱えている猫のことを放置すると家出したり、粗相をしたりと後々面倒なことが起こってしまいます。
なので、新しい家族(人、動物)を迎えるときは猫にもしっかりと気を使ってあげることで嫉妬しないようにしていきましょう。
猫が赤ちゃんに優しい理由 まとめ
今回は猫が母親から人生のイロハを受けている経験から赤ちゃんに対して優しく接することができる一面、やきもちや嫉妬することもあるという内容でお届けしてきました。
記事を書いていて思ったのが猫と赤ちゃんが同居することで猫がベビーシッターのごとく泣いている赤ちゃんを瞬時にあやし泣き止まらせることができるスゴイ存在であることがわかりました。