
猫を長年飼っていると起こることといえば猫の赤ちゃん返りではないでしょうか?
ただ、猫の赤ちゃん返りってどんな現象なのか気になるところですね。
少しネットで調べたところ、急に甘えだしたり、粗相をしたりするようになることを猫の赤ちゃん返りだというのです。
実際はどうなのか調べてみることにしました。
目次
猫の赤ちゃん返りの原因
しっかりとしつけをされて立派に成長した猫が、突然これまで取ったことのない行動をし始めたり、夢でも見ているかのように甘えてきたり、家の中でイタズラや粗相をしてしまうようになります。
また、飼い主が猫の体や頭を優しく撫でてあげると、気持ちよさそうに喉をゴロゴロ鳴らし安心感を得ているのが見てわかりますね。
猫が喉をゴロゴロと鳴らすのは幸せな気分のとき以外にもいくつかあるのですが、一般的に認知されていることとして、今回のテーマでもある「猫の赤ちゃん返り」をしているのではないかという説があります。
猫は基本的に犬よりも自立心が強いと言われているのですが、実際に飼っていて気付くことは甘えん坊で寂しがりな面がとても強い子であるということがあるので、家族が自分のそばいない時は不安になり甘えに来ることが多々あります。
その行動を見ても「猫の赤ちゃん返り」の一種ではないかと考えられますね。
猫の赤ちゃん返りが起こる理由
猫は年を取って高齢猫にさしかかると「猫の赤ちゃん返り」を急に始めるケースがあります。
理由としては、これまで自分の体力で高い場所へジャンプする元気があって年を取ることで体力も徐々に衰えていきますよね。
そうすると、これまで当然のことのようにジャンプしたり走ったりすることができないので、不安になったりさみしくなったりします。
その不安や寂しさを緩和したいという気持ちが飼い主に対して急に甘えだしたり、イタズラや粗相をしたりすることで飼い主の方へ自分に「構って欲しい」と猛アピールするようになります。
それが始まる時期というのが高齢猫にさしかかる8歳以降にこれまでクールにしていた猫が人が変わったかのように甘えだすことで赤ちゃん返りしているのではないかというのです。
猫の赤ちゃん返り時に起こる行動一覧
ここでは、猫の赤ちゃん返りを起こしている際に飼い猫がとっている行動にはどんなものがあるのかを書いていきます。内容によっては飼い主への愛情表現の一種ではないかと思われる行動も含まれているのですが、その行動もどうやら猫の赤ちゃん返りと呼ばれる行動の一つとして考えられているようです。
前足でフミフミ(モミモミ)
前足で交互に足踏みをしているように見える行動を一般的にフミフミ(モミモミ)といいます。
このフミフミ(モミモミ)は猫自身が仔猫だった頃行っていた母猫のミルクを飲んでいた際のマッサージのことで、赤ちゃん時代にやっていた行動です。
成猫でも飼い主に甘えたい時にフミフミ(モミモミ)を毛布やクッションなどやわらかい素材に行っているのを見かける飼い主の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、このフミフミ(モフモフ)を飼い主の方のお腹や腕に対して行うことで少し痛い思いをした経験もありますよね。
私が以前飼っていた猫はこのフミフミ(モミモミ)を毛布に対して毎日のように行っていたのですが、人への甘え方に慣れていなかったのか毛布にしかやっていないことを覚えております。
ただ、フミフミ(モミモミ)に毛布に鼻を押し付ける行動も同時にとっていました。
毛布や指に吸い付く
この行動もフミフミ(モミモミ)と同様に子猫時代にしていた行動になります。
毛布や飼い主の指をおしゃぶりのように舐めたり吸ったりすることで赤ちゃん返りの行動を実行しています。
長めの声で鳴く
猫の鳴き方って色々なパターンがありますよね。
今回の赤ちゃん返りの行動では少し寂しい感じでは短めに鳴くのですが、飼い主の方が長めの風呂で飼い猫のそばにいないときは長めの声で鳴くことで飼い主の方を求めている鳴き方もするようです。
ですが、このように長めに鳴く場合ですと、飼い主の方のことを信頼しているからこそ強く求めるような鳴き方をしているのです。
粗相やイタズラをする
これまで決まったところでおしっこをしていたのに、突然違う場所でおしっこをしている。
この場合は飼い主の気を自分に向けるために飼い猫がわざと粗相をしていることが考えられます。
また、飼い主がとても大切にしているモノでわざと爪とぎをすることや嫌がる行動をとったりと普段ではしなかった行動をするときなど、飼い主の方を見ながら行うことがある。
その場合は飼い主の方に自分に構ってほしいと訴えている証拠になるので遊んであげたり撫でてあげると良いです。
新しい家族に攻撃をする
猫は飼い主の方の愛情が自分に向いていないと感じると、それを作った原因を取り除こうと行動することがあります。
多島海の猫もこのようなことをして自分に飼い主の方の気を惹こうと行動するので猫に対する行動を注意しなくていけません。
猫の赤ちゃん返りの原因 まとめ
今回、猫の赤ちゃん返りについて調べた結果を書いてきました。
猫の赤ちゃん返りとしての行動でしたが、書いている際に思ったことは私自身が飼っている猫も幼少時から同じような行動をとっていることがありました。
また、現在7歳になるのですが、家族が就寝した際に私の膝に乗り撫でてあげることで喉をゴロゴロ鳴らしてあ安心感を得る行動をとることがよくあります。
甘えたい・寂しさを紛らわせたいとした行動ではないかと思っているので「猫の赤ちゃん返り」ではないと思っていたのですが、今回の記事に当てはまる点がいくつもあったので、もしかすると「猫の赤ちゃん返り」」のトビラを開く寸前なのかもしれないです。
ということで、今回まとめた記事では猫が赤ちゃん返りをしている原因は高齢化による不安から飼い主の方に安心させてほしいと願って行動しているのではないかということになります。