
猫が好きで飼っている人であれば、自分の猫が甘えん坊になってくれたら嬉しいですよね。
猫は気まぐれでマイペースな動物と言われているのですが、そんな猫を種類によって甘えん坊な猫もいるようです。
今回は甘えん坊な猫の種類や特徴をご紹介していきます。
目次
猫が甘えん坊な種類
まずは数多く存在している猫の中でも甘えん坊と言われている種類をご紹介していきます。
スコティッシュフォールド
スコティッシュフォールドは特徴的な垂れ耳を持っているスコットランドで誕生した猫です。
穏やかな性格で愛情深く、人見知りせず飼い主以外の人にも分け隔てなく甘えることが大きな特徴ですね。
品種改良の技術が進んだことで健康的な猫になったのですが、以前は遺伝疾患が多い猫であったことに驚いております。
今ではペットショップでも購入できるので、家に迎えることができれば愛らしい自慢の愛猫になってくれるのではないでしょうか。
アメリカンショートヘア
アメリカンショートヘアは上記で紹介したスコティッシュフォールドのように穏やかな性格であり、人見知りもせずに飼い主以外の人でもよく懐いてくれます。
適応能力が優れているだけでなく、弱いものに優しくできる性格です。
また、猫を飼うのが初心者でも飼いやすく、飼い主のことを大好きになってくれる甘えん坊な種類の猫です。
アメリカンショートヘアは日本だけでなく世界中の猫好きを魅了し続けることができるのは、愛嬌のある見た目と明るく快活な性格の猫だからでしょうか。
ラグドール
ラグドールは猫の種類の中では大型に位置する猫ですが、とてもおとなしく甘えん坊な性格をしています。
猫は基本的に抱っこを嫌がるのですが、ラグドールは抱っこされることを嫌がらないので抱っこがしたい人にとっては飼いたくなる種類の猫です。
また、ラグドールは甘えん坊なだけでなく飼い主以外に猫や子供お年寄りと分け隔てなく付き合えるおとなしい猫なので家族で可愛がりたい方におすすめできる猫です。
ブリティッシュショートヘア
おっとりとしていて神経質なところもなく、人懐っこく甘えん坊な性格の猫です。新しい環境にもすぐ慣れてくれるので飼いやすいですね。
ブリティッシュショートヘアは、穏やかでおおらかな性格であり、大きな体と丸い顔と特徴的な猫です。
また、飼い主と遊ぶことが大好きな猫なので、特徴的な体を支えてあげられるキャットタワーを設置して一緒に遊んであげましょう。
メインクーン
大型の猫に属しているので、成猫に育つと体つきががっしりとした猫に育ちます。
温和で優しく人懐っこい性格をしています。
その特徴的な体と性格から「穏やかな巨人」と言われているそうです。猫なのに巨人というのはおかしいですが、普通の猫よりも大きな体をしているからそう呼ばれています。
シャム猫
シャム猫はタイの至宝と言われているので、タイの王族や寺院での飼育しか許されていないばかりか、タイ国外への持ち出しも禁止されていた猫として有名です。
また、シャム猫は一見するとクールな猫の印象を受けるのですが、とても活発的でイタズラが大好きな甘えん坊な猫です。
シャムネコは高貴な雰囲気を醸しながらもおしゃべりが大好きな面と甘えん坊な面を持っていることから世界中の人気を集めることができています。
ノルウェージャンフォレストキャット
猫の種類の中でも特に大型の猫がノルウェージャンフォレストキャットです。
穏やかで甘えん坊かつ飼い主への忠実な面もある性格なので犬ではないかと思ってしまいます。
ノルウェージャンフォレストキャットは数多くの神話に登場しているくらい有名な猫ですが、実は甘えん坊な性格をしている猫でもあります。
また、野生で生活をしていた時代の名残から筋肉質でたくましい体つきをしていることが知られています。
そんなダイナミックな体を持っているノルウェージャンフォレストキャットと遊んでみたいと考えている方におすすめです。
ペルシャ
ペルシャは猫の王様であると言われていることから、飼い主の膝の上で座っていることに幸せを感じるタイプの甘えん坊の猫です。
猫の王様と言われているだけあって威厳を感じさせる風貌もあることから不動の人気を誇る猫でもあります。
おっとりとした性格をしているので、猫と遊ぶことを前提としている方にはおすすめはできない種類ですね。
マンチカン
猫の種類のなかで四肢の短い姿が印象的で、その姿からヨチヨチ歩きから夢中になる人が続出していている人気の種類ですね。
また、その姿に違わず甘えん坊の猫でもあります。
四肢が短い見た目から運動が不得意ではないかと言われれているのですが、実際のマンチカンはというとジャンプや木登りも可能としているのです。
ヒマラヤン
ヒマラヤンはペルシャとシャム猫を掛け合わせることで誕生した品種の猫です。
おとなしく争いごとな嫌いなのでペルシャ寄りの性格をしています。また、飼い主に寄りそうことが大好きで甘えん坊な特徴があることからヒマラヤンは品種の違うペルシャといっても過言ではないですね。
ペルシャのようなゴージャスな被毛はないのですが、生まれ持った愛らしい姿や甘えん坊な性格が魅力的な猫でもあります。
アビシニアン
アビシニアンはエジプトの女王クレオパトラが溺愛していた猫として有名です。
また、家猫として飼われていた種類の猫では最古ではないかと言われているのですが、アビシニアンがいつの時代から生息していたのかはわかってはいないようです。
ただ、エジプトの壁画にはアビシニアンが描かれていたことから、神聖な存在として扱われていたことはわかっています。
現代でも古代から受け継がれてきた高貴な雰囲気を醸し出すことから世界中で愛されている甘えん坊な猫の種類となっています。
猫が甘えん坊な特徴とは?
猫は自由気ままでマイペースに生きる動物です。性格はツンデレな面があったり、クールな面があったりするイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?
そんな猫も飼い主との信頼関係を築くことで甘えん坊な一面を見せてくれるようになります。
ここでは、そんな飼い猫が甘えん坊になっているときに見せてくれる仕草をご紹介していきます。
喉をゴロゴロ
・猫を撫でているとき
・目を合わせたとき
・膝の上に乗せたとき
など、飼い猫との交流を楽しんでいる際に猫が喉をゴロゴロしてくれているのであれば、それは飼い主であるあなたに甘えている証拠になります。
また、飼い猫にとって飼い主は母猫と同様の存在なので母猫に甘えていると考えることができます。
スリスリ
猫が自分の体を飼い主にスリスリとすり寄る行為のことをいいます。
これは、相手に自分の匂いを付けるために行っているので、
・外から帰ったとき
・お風呂あがり
・布団から出たとき
などにこの行為を猫がしてくるのは、自分の匂いを再度つけることで、飼い主は自分だけのモノにしたいという気持ちの表れでもあります。
また、「構ってほしい」と気にも同じようにスリスリと甘えてくることもあります。
フミフミ
猫がやわらかい毛布やクッション、人の体の上で前足をフミフミすることがあります。
赤ちゃん返りと呼ばれている行為ですが、飼い主に甘えている証拠になります。
猫のフミフミは、母猫との生活で母乳を飲む際にミルクの出をよくするために行っていた行為のため、母猫に甘えている状態に返っているのと同じ状態です。
この行為を飼い主にする場合はとても信頼されている証拠になるので、猫も安心して甘えられるのです。
膝の上に乗ってくる
パソコンの作業をしているときなどに猫が膝に乗ってくることがあります。この行為を猫がする時は飼い主に「乗ってもいい?」と目で訴えているので、「いいよ」というと決まって膝の上に乗ってきます。
私が家で飼っている猫も毎日のように膝の上に乗ってくるので、頭や体を撫でてあげるようにしているのですが、作業が進まなくなるのが痛いですね。
また、膝だけではなく、パソコンのキーボードの上に堂々と乗ってくる猫も甘えん坊である証拠です。
私の場合、キーボードに乗ることは阻止して膝の上に乗せるようにしています。その時の猫の表情は幸せで一杯であることが見てわかる顔をしています。
いつも近くにいる
飼い主が気付くと愛猫が常に近くにいることってないですか?もしもそうであれば、確実にその猫は甘えん坊な猫です。
私が飼っている猫もこれと全く同じ状態にあります。パソコンの使用時、本や動画を見ている時など気付くと目の前で寝ていたりゴロゴロしています。
猫が甘えん坊な種類と特徴 まとめ
今回は猫が甘えん坊な種類と特徴をお届けしてきたのですがいかがでしたか?
私が飼っている猫は雑種なので、甘えん坊な猫の種類ではないのですが、甘えん坊な猫の特徴でご紹介してきた行動は全て行っています。
特に毎日していることは「膝の上にのってくる」ですね。平日の場合ですと、20分程度ですが、休日は少なくても3時間は膝の上を満喫しています。
その時に見せてくれる表情がとても愛らしいので無下に下ろすこともできず、愛猫が満足するまでずっと乗せた状態をキープしています。
ですが、この状態が甘えん坊の特徴であることを再認識したので育て方は間違っていなかったのだなと思いました。