自宅で猫を飼っている方なら猫が仰向けで寝ている姿をご覧になった方もいるのはないでしょうか?

ただ、猫が仰向けで寝ることの本当の意味ってどんな意味があるんでしょうね。

飼い主への信頼感からそうしているのか、病気の可能性も秘めているという説もあるようです。

今回は猫が仰向けで寝る理由や病気の可能性を調べていこうと思っております。

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猫が仰向けで寝る理由

以前、私の家で飼っていた猫、オス猫ですが、歴代の猫で初めて仰向けで寝ている姿を見ることが多くありました。この時は飼い猫は自然に行う行為なのではないかと思っていました。

ですが、その後に飼っている猫(現在のメス猫)は飼い主である私や他の家族にも仰向けで寝るようなそぶりを見せたことはありません。

ということは猫が仰向けで寝るのはそれなりの理由があるのではないかと感じました。

調べてみたところ、「猫が仰向けで寝る」のにはいくつかの理由があることが判明したのでご説明していきます。

飼い主への信頼の証

まずは、飼い主のことが大好きであることの証として仰向けで寝ているようです。

猫のお腹は人間とは違い内蔵を守っている骨がないので、お腹を見せるということは自分の急所をさらけ出すという危険行為なのです。

ですが、飼い猫が飼い主に対して仰向けで寝るのは本当にあなたのことを信頼していなければ絶対に見ることのない姿なのです。
その状態では飼い猫は飼い主であるあなたに向けてメッセージを送っているので気付いてあげることでますますあなたのことを信頼してくれるようになりますよ。

ここで紹介することは私が飼っていた猫を例にして説明していきます。

おねだり

定番ですが、仰向けになるときって飼い主であるあなたに対して甘えているときによく仰向けで寝ていないですか?

私の家では仰向けになるときは決まって「遊んで!」「おやつ頂戴!」とおねだりをするときによく仰向けで寝る姿を披露してくれていました。

飼い主からすると、そんな愛らしい姿を見せてくれたら「何でも望むものをしてあげたい」と考えてしまい実行に移してしまいますね。

与えすぎて後て大変なことになってしまうので飼い猫からの「おねだり!作戦」には手を焼いてしまうのですが、やっぱりかわいいのでつい甘えさせてしまうのが玉にきずですね。

さわっていいよ!

私の家で飼っていたオス猫に限定されるのですが、飼い猫本人は自分で自分をなめるグルーミングを得意としていなかったからか毛づくろいをしたいと思ったときは、だいたい仰向けで寝ることで私や他の家族からこれでもかと言わんばかりにいつまでも撫でてあげることが多かったことを覚えています。

これは、毎回ではないのですが、親猫からグルーミングのやり方を教わることがなかったためか自分の顔を自分で洗うことができないちょっと不器用な猫でした。

上記に書いたように仰向けで寝ることは「さわって!さわって!」の意思表示だったので、私が家でくつろいでいると決まって「ドサッ」とスゴク大きな音を立てて横に倒れ込んくるときはだいたいお腹を中心に撫でてあげることが多くありました。

警戒心0

飼い猫が家の中で自然と仰向けで寝ているとすると、周りに警戒すべき危険なものが何もないので飼い猫も安心している状態であるということになりますよね。

そうすると、飼い猫が家にも家族にもストレスを感じていないので警戒する必要がないのでのんびりと仰向けで寝ることができる環境が整っている証になりますね。

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猫が仰向けで寝るとき噛む理由とは?

飼い猫が飼い主への信頼の証として行う行為として仰向けで寝ることをお伝えしてきました。ですが、仰向けで寝る行為が飼い主への信頼から行う以外にも「威嚇や「噛む」ときにも仰向けで寝ることがあるようです。

飼い主を威嚇している!

もしも仰向けで寝ているときの飼い猫の表情が「甘えている」ではなく、目の瞳孔が細く耳が横向きの状態である「威嚇している」とすると、飼い主への信頼は全くなく危険な状態であることの証になってしまっています。

ただ、野良猫だと人への警戒心から威嚇してくるのは仕方ないとしても、飼い猫から威嚇されているとすると飼い主であるあなたが飼い猫に対してそんな態度をとらせてしまった原因が何かあるということになります。

この場合は飼い猫が飼い主であるあなたに恐怖や怒りの感情が芽生えている証になるので原因がどこにあって、どうすれば飼い猫の怒りを鎮めることができるのかを考え解決させる必要があります。

そうしないと、怒りや恐怖の感情をむき出しにした威嚇を終らせることができずギスギスした関係を続けることになってしまいます。

噛む理由

飼い猫が仰向けで寝るときって「さわって」欲しくてすることが多いですよね。ですが、ねこはきまぐれな動物なので長時間さわっていると決まって噛まれることがあります。

猫は自分がさわってほしいときは近づいてくるのですが、猫本人は少しさわってもらうだけで満足するので飼い猫の満足感が満たされても飼い主がまださわっていると噛む行為にいたります。

そう、仰向けで寝ていてさわっているときに飼い猫に噛まれるのなら、飼い猫の満足しているので早く手を放さないと理不尽な目にあってしまうので要注意です!

猫が仰向けで寝るのは病気の可能性もある?

飼い猫が仰向けで寝ることが「飼い主への信頼」「怒りや恐怖の対象」であることをご説明したきたのですが、もう一つ「病気」の可能性もあるようです。

仰向けでピクピクしている

まずは「仰向けでピクピク」ですが、この状態だけでいいますと、人間が寝ているときにピクピクと震えている行動と同じであると判断してもよいので病気の可能性はありません。

ただ、万が一次に紹介するような状態ですと飼い猫が大変な状態なので至急動物病院に連れていかなくていけません。

仰向けで痙攣(痙攣)している

もし、飼い主が目を離している間に飼い猫が痙攣(痙攣)しているのを発見した場合、猫が口にしてはいけない食べ物を誤って食べてしまった可能性が高いといえます。

飼い猫は机やテーブルに乗ることが多く、猫が口にしてはいけない食べ物が載っている可能性があります。

そのときに口にしてしまった食べ物に猫にとって毒になる成分が身体に悪影響を及ぼし痙攣(けいれん)という形で表れているのです。

このような事態になったときは普段仰向けで寝ない猫が仰向けで寝ているときに「めずらしいな」程度の認識でいるのではなく、飼い猫の状態の確認を怠らないようにしてくださいね!

また、食べ物を口にした以外にも腹部に病気が隠れていて仰向けで寝る猫もいるようなので、ただ寝ているだけなのか病気でそんな態勢をとっているのか確認するようにすることが大事ですよ。

猫が仰向けで寝る理由 まとめ

今回は飼い猫が「仰向けで寝る理由」について飼い主への信頼、威嚇、病気の観点から記事を書いてきました。

ご自分の飼われている寝kに思い当たる行為があると思いますが、最後に紹介したような寝方をしている場合にもしも遭遇したら飼い猫の状態を必ず確認することで猫の健康状態をチェックしてくださいね。

ただ寝ているのを確認するだけでも「ほっ」とするし、万一病気だとしても最悪の状態の回避ができると信じております。

猫との快適な生活を送っていくためにも必要なので仰向けで寝ている飼い猫の様子を見ていくようにしましょうね。

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