飼っている猫が突然足にまとわりつくだけでなく噛まれたことはありませんか?

そんなことがあると飼い主にとって猫に嫌われているのではないかと思ってしまいますよね。

突然足に噛みついてくる理由を知りたいって思う方も多いと感じていることから、今回は猫が足を噛む理由や噛んだ際のしつけ方をご紹介していきます。

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猫が足を噛む理由とは?

甘えたいから噛んでいる

猫に嫌われていることで行っているのではなく飼い主であるあなたとの信頼関係がしっかりと構築されているからこそ、全力で甘えたいという思いをぶつけるためにあなたの足を噛んでいるのです。

また、足にしがみつくと同時に甘噛みも行います。

この行為はじゃれて行なっているのであれば痛くないのですが、興奮状態だと本当に痛いので遠慮なく猫を剥がすようにしましょう。

欲求不満を解消するため

家の廊下を歩いていると、突然暗がりから飼い猫に噛まれたことってありますよね。

この場合は猫が遊び足りなくて欲求を解消するために、歩いている飼い主の足を獲物と見立てて噛みついているのです。

猫にとって遊ぶことは狩りをしていることと同じです。猫とおもちゃで遊んでいることを頭に思い浮かべてもらいたいのですが、猫は飼い主さんが持っているオモチャに向かって一直線に走り込みオモチャに噛みついていますよね。

この時、飼い主さんに遊んでもらったのですが、猫は満足できなかったため欲求が溜まってしまいます。この欲求を解消するために、廊下を歩いている飼い主さんの足を獲物と見たてて噛みついているのでないかと考えることができます。

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猫が足を噛む6つの原因を紹介!

猫が人の足を噛む原因が色々あるので紹介していきます。

獲物だと勘違いしている

冷たい廊下を歩く際に靴下を履いていると、猫の目には獲物が自分に向かってきていると勘違いをすることがあります。

足にピッタリな靴下ですと獲物と認識しないのですが、モフモフの靴下を履いているのなら靴下の動き方で猫の好奇心をくすぶってしまう恐れがあります。

また、猫と遊んでいるときに、猫が興奮しすぎることでオモチャではなく手や足を噛まれることがあります。

その場合は、猫にとって動くものを獲物として認識しているのでオモチャだけでなく飼い主さんの手や足も獲物であると勘違いしてしまい噛まれてしまうことが起こっています。

構って!

猫は人のように話すことはできないので、遊んでほしいとき、かまってほしいときに意思表示の一環として噛むことってありますよね。

飼い主さんも常に猫のことを考えて行動できるわけではないのですが、猫にとってはそんなことはお構いなしなので、飼い主さんに気付いてもらえないときに足を噛むことで猫のアピールを気付かせようとするのです。

この場合は、無視することなく遊んであげることで足を噛むことをやめてくれるので、こんな意思表示をしてきたら満足するまで遊んであげることをおすすめします。

もう撫でないで!

猫はマイペースな動物なのでえ、自分が撫でてもらいたいと感じたら飼い主の都合なんて気にせずに膝の上に乗ってきたり、頭をぶつけてくることってありますよね。

撫でていると喉をゴロゴロ鳴らして気持ちよさそうにしているのですが、突然気が変わったのか満足したのか噛まれる場合があります。

飼い猫のサインを見逃して撫でていると、手や足を噛まれることになるのですが、痛いですよね。

発情期で殺気立っている

発情期の猫は普段の愛らしい姿とは比べることのできない状態ですよね。

異性を求めて気が立っているので、自分でも訳が分からないぐらい興奮して見境なく飼い主さんの足を噛んでしまうことがあるようです。

私の家で飼っている猫も発情期のシーズンは外に向けて普段とは異なる声で叫んでいる状態でしたので甘噛みではなく本噛みだったので痛い思いをしました。

これが、オス猫の場合ですと飼い主さんの足をメス猫であると勘違いして噛みつくこともあります。

また、猫を室内飼いにしていると、発情期のシーズンは

・大きな声で鳴く
・脱走する
・スプレー(マーキング)

などの行為をして、自分だけでなく周辺住民にまで迷惑をかけてしまう恐れがあるので、発情期のたびに起こってしまう行為を防ぐためにも不妊手術を行ってあげることで、猫に噛まれる心配がなくなります。

猫の怒りを買ってしまった

家でくつろいでいる猫の足や長い尻尾を誤って踏んだことで猫の怒りや逆鱗に触れることで、飼い主の足を噛むことがあります。

猫は主にストレスを感じたときに、ふと牙が届く範囲にあるものに対して八つ当たりをすることがあるので、関係のない飼い主の足をターゲットにして噛んできます。

自分に身に覚えがないことでも猫の怒りを買うこともあるので、猫の機嫌を損ねることで地雷を踏まないよに飼い猫に要注意ですね。

またたびが原因!

オス猫によってはまたたびでよってしまうことがあります。

この状態の猫は酔っ払いと同じ状態なので飼い主に因縁をつけるかのように足に噛みついてくることがあるようです。

猫(オス猫だけですが)にまたたびを与える際は見ていることが前提ですが、あげすぎに注意してくださいね。

私が飼っていた猫も2匹でしたがまたたびを嗅がせた際に1匹は悪酔いせず、もう1匹は酔って眠っていてので噛まれる心配はなかったのですが、分量を間違っていた場合は激しく噛まれていたのではないかと思っております。

猫が足を噛むときのしつけ方とは?

遊んでほしいとき

猫が「遊んで!」とアピールする際に噛まれる場合、飼い主さんには悪いのですが寝る前に猫と遊んであげて疲れさせてから寝るようにすることで猫も体力を回復させるために寝てくれます。

ですが、猫は基本的に明け方や夕暮れに活動している動物なので人の生活に慣れるまでは上記のような行動をする必要があります。

猫は人との生活をしていくと生活リズムが夜寝るように変化していきます。といっても猫は良く寝る動物なので昼間もあまり行動することなく寝ている光景をよく見かけますよね。

それが、子猫の場合ですと、人との生活リズムに合っていないので飼い主が寝たいと思っても遊び足りないので、「遊んで」アピールをして足に噛みついてくることがあります。

私が今飼っている猫も子猫時代に「遊んで」アピールを受けてよく首や足を噛まれたことがあるのですが、しばらく遊んであげることで、私と同様の生活リズムに変化していってくれました。

ごはんを求めているとき

飼い主が寝ている際にお腹が空いてしまうことが原因で噛むことがあります。

その際にはご飯入れにカリカリフードを置いておくようにしておくことで寝ている最中に噛まれる心配がなくなります。

また、寝ている際に猫に足を噛まれてもごはんを与えないでください。与えることで猫は噛むことでごはんをもらえるのだと覚えてしまいます。

もし、噛まれた際は、「痛い!」と大声をあげることで、猫に噛む行為はいけないことであると教えてあげましょうね。

じゃれついている

コタツに入っている際に熱くなってくると足を少しだけ出すことってありますよね。

その少しだけ見えている足を猫が獲物であると勘違いをして噛まれることがあります。

人にとっては涼んでいるだけでも猫にとっては好奇心から足にじゃれついて噛まれることもあるので、猫に見えないようにするのが足を噛まれない対策になります。

猫が足を噛む理由 まとめ

今回は猫が足を噛む理由についてお届けしてきましたが、いかがでしたか?

猫が足を噛むのは人の足の動きが獲物に思えてしまうことや欲求不満を解消するために噛むことがあることがわかりましたね。

また、猫を撫でてあげていても、満足しても撫でていることで手や足に噛みついてくることもあるので注意しなけれいけないのですが、つい猫からのサインを見逃しては痛い目にあってしまいます。

基本的に猫はマイペースなのですが、自分の要求を無視されることで怒りを買うこともあるのでよく観察することで足を噛まれることの回避ができると思うので、猫との生活を送りつつ機嫌を損ねないように注意してください。

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