猫の抱っこ紐は名前の通りの紐ではなく、キャリーケースの一種であることをご存知でしょうか?
抱っこされるのが好きな猫に抱っこ紐をよく使っているのですが、それ以外にもペットホテルや友達の家までの移動時に使用することもあるようです。
今回は猫の抱っこ紐の使い方、メリット・デメリットをご紹介していきます。
目次
猫の抱っこ紐の使い方は?
猫の抱っこ紐って使ったことのない方にとってはどんなものか気になりますよね。
使い方はそれほど難しいわけではないのでご安心ください。
抱っこ紐は紐と呼んでいるのですが、猫が実際に収まる部分はポケットのようになっているので猫が安心できる仕様になっています。
まず飼い主さんが帯状になっている抱っこ紐を頭からたすき掛けに方掛けした後、二重ポケットになっている袋に猫を入れてあげることが基本的な使用方法になります。
抱っこ紐にはネットが貼られている種類もあるので、突然猫が嫌がり飛び出したりしないよう安全対策がされている商品もございます。
また、猫は包まれることで安心感を得ることができるので、猫の抱っこ紐を使用することでより抱っこがしやすく短距離での移動に大変便利です。
猫の抱っこ紐のメリット・デメリットを紹介
猫の抱っこ紐のご使用方法をご紹介しました。
猫に抱っこ紐をご使用するのは抱っこが好きな猫に使うのが定番ですが、ここでは、猫の抱っこ紐に対するメリットやデメリットについてご紹介していきます。
猫の抱っこ紐のメリット
抱っこ好きの猫への対応ができる
最初に少し触れましたが、抱っこ紐はキャリーケースの一種であると考えることができるアイテムです。
全ての猫が抱っこされるのが大好きではないのですが、抱っこが好きな猫をずっと腕で抱っこし続けるのって至難の業ですよね。
そんなときに、抱っこ紐に猫を入れることで長時間でも抱っこをすることが可能になるので、猫にとっても飼い主にとっても一石二鳥であると言えます。
猫は何かに覆われるのが好きなので腕での抱っこ以外にも抱っこ紐のポケット部分に入ることで、飼い主と密着できるので抱っこ好きな猫を飼っているのであれば使用することで猫の信頼関係もよりよく築くことができます。
抱っこ紐は持ち運びに便利
抱っこ紐は基本的に布やポリエステルを原材料にしているのでとても軽く作られています。
使用時は帯を肩に掛けているので、大型の猫をポケットにいれたとしても移動が楽にできます。
猫に安心感を与えることができる
猫は基本的に自分の周りを柔らかい布などで覆われることが大好きです。
例えると飼い主であるあなたが布団で寝ていると中に入ってきて一緒に寝ることで安心感を得ることと同じ状態です。
安心感を得ることが好きな猫にとって抱っこ紐のような自分を包んでくれるアイテムはうってつけであると言えますね。
抱っこをする際の補助に活用できる
日常生活の中でパソコンを扱っているときやテレビを視聴していている際に突然猫が膝に乗ってくることってありますよね。
その時って猫が膝の上から落ちないように片方の腕で猫の体を支えることになると思います。
そうするとパソコンを扱っているときだと片方の手しか使えないので作業がは進まず大変な思いをしてしまいます。
私は机でパソコンで作業を行っているのですが、毎日のように膝に乗ってくるので作業が倍以上にかかるのですごく大変な思いをしています。
ですが、抱っこ紐を活用することでこれまでの大変な状態を回避することができる可能性が出てきます。
抱っこ紐に猫を入れることで私はパソコンの作業に集中できるし、膝に乗ってくる猫も満足のいく時間を過ごすことができるようになるのでおすすめですね。
また、テレビを視聴している際も突然の用事ができても猫を膝から降ろすことなく抱っこ紐を肩に掛けたまま行うこともできます。
猫の抱っこ紐のデメリット
態勢が不安定に
抱っこ紐は柔らかい布やポリエステルを使用して作られていることから、猫の足場が固定されているものは少ないので猫にとって包まれていることで安心感は得られるのですが、体勢が不安定になってしまうことが残念な点ですね。
これが、キャリーケースなどのハードアイテムですと重く移動が困難ですが、猫にとって態勢が安定します。
飛び出す恐れあり
抱っこ紐の作りはポケット状に開いている部分に猫が入り込む形状になっているので、猫が態勢を崩す事で簡単に飛び出してしまう危険性があります。
飛び出し防止のネットは貼られているのですが、猫の牙や爪によってちぎられてしまうこともあるので注意が必要になります。
抱っこ紐は商品によって安全面が考慮されているものもあるのですが、全てのアイテムに飛び出しのための対策がされているわけではないので、よく考えて購入しましょう。
抱っこ紐の匂いが嫌な場合がある
これは抱っこ紐だけではないのですが、買ったばかりの商品には独特な匂いがするものってありますよね。
猫が抱っこ好きで補助のために抱っこ紐を買ったとしても、商品の独特な匂いが原因で一時的に入ってもらえないこともあります。
飼い主からすると猫のために買ったのに使ってもらえないって結構ショックですが、匂いが取れてからですと使ってもらえるのではないでしょうか?
猫の抱っこ紐の使い方 まとめ
今回は猫の抱っこ紐の使い方やメリット・デメリットをお届けしてきましたがいかがでしたか?
猫の抱っこ紐って抱っこが好きな猫にとっては満足のいくアイテムでしたね。
猫が甘えん坊の場合、飼い主がテレビの視聴時やパソコンを扱っているときって膝に乗ってくることがよくあります。飼い主に甘えたいときに抱っこ紐に入れてあげることで猫は安心できるし飼い主にとっても落ち着いて作業にとりかかることができるので、使ってみたい便利アイテムですね。
ただ、便利ですが、商品によっては飛び出し防止のネットが貼られていないものもあるので、猫が安心していると思って油断していると飛び出してケガをする恐れもあるので絶対に安全というわけではありません。
使うことが可能なのが抱っこ好きの猫に限られてしまうので、抱っこ嫌いな猫はまず抱っこが好きになることから始めることが必須になります。