猫は一緒に寝る人を選んでいる?寝る位置によって信頼度が違う?

夜に布団で寝ていると愛猫が布団の中に入ってきたことはありませんか?

私が飼っている猫は冬の寒い間は当然のように布団の中に入ってくるのですが、必ずしも布団の中で寝るわけではないようです。

今回は猫が一緒に寝る人はどんな人なのか、寝る位置によって変化する信頼度についてご紹介していきます。

 

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 猫は一緒に寝る人を選んでいる

猫が一緒に寝る人というのは、猫とどのぐらいの信頼関係を結んでいるかによって決まるようです。

昔から「猫は家につく」と言われているのですがご存知でしょうか?

猫にとって、自分を家に迎え入れてくれた飼い主さんにごはんをもらったり、お世話をしてくれたり、遊んでくれることで、自分のことを守ってくれる特別な存在であると思ってくれるようになります。

猫はマイペースで気ままに生きる動物ですが自分の縄張りをとても大切にしています。

自分の匂いがしている場所を提供し、常に守ってくれる飼い主は特に大切な存在です。

私が現在飼っている猫は生後1か月程度でしたが、毎日のお世話をしたり、おやつをあげたり、遊んであげることによって切っても切れないほどの強い絆を結ぶことができています。

そのため、愛猫は私が椅子に座っていることに気付くと飛んできて膝の上に乗っては寝てくれるし、夜、布団のなかで寝ようとすると慌てて布団の中に入って一緒に寝ています。

ということは、猫が一緒に寝たいと考えている人は自分のことを一番大切に思ってくれてお世話をしてくれる飼い主のことを指しているのではないでしょうか。

 

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一緒に寝る猫の気持ちは

猫が一緒に寝る人が飼い主のことを指していることをお伝えしたのですが、猫と一緒に寝るといっても、その時の猫の気持ちにより飼い主の一番近くで寝るのか離れて寝るのかが変わってくるので、場所によって変化する猫の気持ちをご紹介していきます。

 

顔のそば

猫が顔のそばで寝るときは飼い主のことを本当に大切な存在であることの証になります。

私の愛猫もたまにではあるのですが、顔の真横で丸くなって寝ていることがあります。

ここで寝ることで猫にとって飼い主のそばが安心できる場所であると同時に飼い主のことを守っているということを認識しています。

私が以前飼っていた猫は母に対してですが、顔のそばで寝るだけでなくぢいたいお尻を向けて寝ていることが多い子でした。

布団の中

布団の中に入って寝る猫は寒がりであり甘えん坊である証拠です。また、飼い主に対する警戒心も少ないことから飼い主のことを信頼している証ですね。

私の愛猫は冬場の寒い時期は基本的に布団の中に入るだけでなく、身体に寄りかかることでより安心感を得ながら暖を取りつつ寝ています。

布団の上の足元

母が昼寝をしているときに愛猫が布団の上の足元で寝ていることが多くあります。

懐いているけど、あまりベタベタされることを好まない場合や温もりを求めている場合は大体この位置で眠っています。

ただ、この位置で寝ているので寝がえりを打つことを愛猫によって阻止されるので我慢しなければならない状況でもあります。

布団の中の足元

私の愛猫は布団の中で寄りかかるように寝る前は布団の中の足元で丸くなって寝ていたことがあります。

寒い時期ですので、布団の中で寝たいけどまだ触れることにためらいをもっている歳だったので、布団の中に入ることはあっても足元で寝ることが多くありました。

つまり、温もりを求めているけど、そんなに触れてもらいたくないという感情の現れではないかと思っています。

布団の外の離れた場所

この場所で寝る猫は警戒心が強い、もしくはエアコンなどで部屋が温もっているときに温かい場所で眠っている場合です。

ですが、同じ部屋で眠っているというのなら飼い主であるあなたのことは信頼しています。

愛猫が布団の中に入ってこないとすると、飼い主の寝相が悪く寝がえりを打つ回数が多いため猫が安心して寝ることができないのではないかと感じていることが主な原因です。

上記でも書いたのですが、猫が布団の中に入り一緒に寝るのは寝がえりを打つことがなく静かに寝ることができる人のそばであれば、あなたが飼っている猫も安心して寝ることが可能になるということですね。

猫と一緒に寝るならトイレのしつけが重要に!

布団で猫と一緒に寝ている時に猫が誤って布団の中で粗相をしたことはありませんか?

もし、猫がそんなことをしているとすると布団の中はトイレであると思っている可能性が高いです。

猫と一緒に寝るときに粗相をする理由

布団の材質によって、布団の擦れる音がシャカシャカとなる場合、猫砂を混ぜる音と同じなのでトイレと思っているかもしれません。

発情期のシーズンですとスプレー行為、腎臓や膀胱の病気を患っているときなどは布団の中でしてしまう可能性があります。

また、普段使用している猫用のトイレが気に入らなくて飼い主への訴えを行うために布団の中で粗相をしていることも考えられます。

猫と一緒に寝るならトイレのしつけを見直しましょう

猫と一緒に寝ることを考えているのなら、普段のトイレの配置や砂が適切なものか、愛猫が満足に行えているのか再検証する必要があります。

トイレに使用する猫砂は紙製や砂製のものがあるのですが、愛猫がどちらの砂を好んでいるのかは確認しなければいけません。

もしも気に入らなくてトイレでしない場合、猫はストレスを抱えているので、猫が気に入る砂やトイレの種類の改善を行うことが必要になります。

また、猫砂やトイレの配置が原因でないのなら、愛猫が病気になっているかもしれないので動物病院で一度診てもらうことで改善させることができます。

これらの問題をクリアすることで、念願の猫と一緒に寝ることができることができるのですが、実はまだ安心して寝ることはできません。

その内容は次でお伝えしていきます。

猫と一緒に寝る人は感染症に要注意!

猫と一緒に寝ることで発症する恐れのある病気を人獣共通感染症と言います。

日本では現在、80種類程度の人獣共通感染症が確認されている中で、猫が主な原因とされている病気は「Q熱」「猫ひっかき病」です。

2つの病気の中で怖いのはQ熱に感染することです。

この病気に感染し、発見が遅くなった場合、最悪命を落とすこともあります。

「Q熱」「猫ひっかき病」はコチラで詳しくご紹介しています。

ただ、猫と一緒に寝るだけで人獣共通感染症に感染する確率が高くなるのか気になりますよね。

猫と一緒に寝ることで毛や体液が毛布や布団に残されるので、人が睡眠中にそれを吸引したり、愛猫に鼻や口を舐めることでますます感染の確率が上がっていきます。

つまり、猫と一緒に寝ることで普段猫と生活しているよりも感染しやすくなります。

 

ただ、猫と寝ることで感染症にかかる危険性があっても、やはり自分の愛猫と寝たいという願望を叶えたいと考えている方も多くいると思っているので、次に猫と一緒に寝る方法をご紹介していきます。

 

猫と一緒に寝る方法を紹介!

猫は本能で自分が最も快適に過ごすことのできる場所を見つけることができます。

猫が飼い主と一緒に寝る事が快適であると感じていれば自然と一緒に寝てくれるようになります。

では、猫が快適に寝ることのできる環境がどんなものか紹介していきます。

それは、

・室温が22~24度

・毛布などのやわらかく温かい場所

・狭くて静かであること

の3つの条件を満たしている環境が整っていることが条件です。

私が常に寝る場所は基本的に22度くらいをキープしており、毛布を敷いてその上に布団をかぶせて寝ています。

また、私自身はそんなに寝がえりを打つこともなくいびきをかくこともないので、偶然にも猫が快適だと感じてくれる環境が整っていることに驚いております。

もしも、猫を飼っている方で一緒に寝たいと考えている場合、上でご紹介した環境を設置してみてはいかがでしょうか。

猫と一緒に寝るとき腕枕を要求する理由は?

飼い主のことが大好きであること

猫は警戒心の強い動物なので、警戒している相手や嫌いな相手の近くに寄ることは決してありません。

私の家でも私や母のそばには寄ってくることはあっても、たばこの匂いが染みついている人や香水などの強めの匂いをしている人には近づくことはありませんでした。

愛猫に腕枕を要求されるということは、猫にとってあなたは最も信頼できる存在というだけでなく、腕枕の際に顔に近ければ近いほどあなたに対する気持ちが強く表れている証になります。

縄張りであること

猫はマーキングをする際、自分の体を相手に擦り付けることがあります。

それを腕枕にすることで、「この人は自分のもの」である事をアピールしています。

猫は一緒に寝るとき幸せを感じているの?

猫が飼い主と一緒に寝ることを選ぶ理由は、温もり・安らぎ・落ち着くことの3つを同時に得たいとする気持ちが働き幸せを感じているからです。

ただ、猫はどうして飼い主と寝ることを選ぶのでしょうか?

猫は母猫や兄弟とくっついて寝ることで安心感を得ています。

つまり、飼い主が母猫と同様の存在になることができると猫にとって飼い主と一緒に寝ることが自分にとって一番安心できるということになります。

また、猫にとって居心地がいい場所であることを本能的に知っているからこそ、飼い主と一緒に寝ることを選択しているのでしょう。

猫と一緒に寝るならいつからがいいのか?

猫と一緒に寝ることのできる時期は2種類あります。

それは、

・生後1か月以降

・親離れの時期まで

です。

期間としては短いですが、このぐらいでないと、一緒に寝ていた猫も突然一人で寝るようになってしまいます。

猫は独立心が強い動物なので、一緒に寝てくれなくなったとすると、それは立派な大人の猫に成長したということで喜ばしいことですが飼い主としては寂しい瞬間でもありますよね。

猫が一緒に寝る人 まとめ

今回は、猫が一緒に寝る人についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

猫が飼い主と寝る場所によってどれくらい信頼してくれているのかがわかったのですが、自分の飼っている猫が顔のそばで寝てくれていたとしたら一番うれしいですよね。

私の猫は寒いのか常に布団の中で寝ることを選んでいるのですが、身体を寄せたり擦り合わせることで自分のものであることをアピールしてくれているので、信頼してくれていることがわかってホッとしています。

また、布団の中で万一おしっこをしているのであれば、猫がトイレに対して不満があったり、病気の可能性があるので注意しなければいけないですね。

私の愛猫も生後1年程度で布団でおしっこをしていた時があったのですが、それは病気のせいであることが後にわかったので治療を行うことで治すことができました。

突然そんなことになると戸惑いがあるのですが、正しく対処することで猫はあなたのことを誰よりも信頼してくれるので猫とのコミュニケーションをとることを忘れないようにしてください。

 

 

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