
猫を飼っているとしっぽに色々な動きがあることに気付くことはないでしょうか?
機嫌が悪いときはしっぽを叩きつけたり、嬉しいときはパタパタと振ったりしている姿をご覧になったことがあるのではないかと思っております。
では、猫のしっぽでわかる気持ちにはどんな内容があるのかご紹介していきます。
目次
猫のしっぽの先でわかる気持ちは?
猫がしっぽの先だけを器用に動かすときは、どんな気持ちを表しているのかご紹介していきます。
しっぽで返事している
愛猫が寝ている、もしくは、まったりとしているときに飼い主に呼びかけられるとしっぽの先だけを動かすことがあります。
このような反応をするときは、振り返ることや鳴くことで反応することが面倒なのか、そんな気分ではないときにしっぽを動かすことで気持ちを表しているようです。
私が飼っている猫も普段、座り込んでいる際は呼び掛けても無視されることが多いのですが、しっぽをだらんとしているときに呼びかけた際はしっぽの先を動かすことで反応してくれています。
周囲を警戒している
猫は水を飲んでいるときや木の上で寝ている際に、しっぽの先を左右に動かすことがあります。
そのような行動をとる理由は、水を飲んでいるさいは背後は無防備な姿をさらし木の上で寝ている際はしっぽを垂らしておくことで空気の流れを感じることで、周囲の環境変化に異常がないか警戒していることがあります。
私の愛猫は自宅の木の上でくつろいでいる際にしっぽを垂らしていることがよくあるのですが、しっぽの先に触れようとすると見えているかのようによけることから、空気の流れの変化によって危険を察知しています。
くつろいでいる
愛猫が日光浴をしている時はしっぽの先をゆっくりと動かすことがあります。
こんなまったりとしているときは猫はリラックスしており機嫌が良いことがあるので、普段抱っこをさせてくれなかったとしても抱っこが出来る可能性があります。
ただ、せっかくのくつろぎの時間を邪魔することで一気に機嫌が悪くなってしまう可能性もあるので、警戒して噛まれることになるかもしれないので慎重に対応した方がいいかもしれないですね。
機嫌が悪い
愛猫がしっぽの先をバシバシと動かしているのであれば、見た目通りに機嫌が悪いときです。
そのようなときは猫の機嫌がよくなるまで近寄らないことが大切ですね。
私の猫も機嫌が悪いときがよくあるので近付くことなく、おもちゃで遊んであげることで早く良くなってくれることを願っています。
遊んであげても機嫌が良くならないときは仕方ないので、落ち着いてくれるまで近付くことなくそっとしておきます。
目の前に集中している
目の前に何か動くものがあったりすると、猫が集中していることをしっぽの先を動かすことで表していることがあります。
その様子はまさに真剣そのものなので、私も愛猫のように集中することを見習いたいと思っています。
猫のしっぽの先がU字に曲がる理由
猫のしっぽが豚のしっぽのように曲がっていることを「鍵しっぽ」といいます。
このような鍵しっぽになっているのは親猫から受け継いだ遺伝的な理由からです。
猫のしっぽが鍵しっぽになっていたとしても健康に問題があるわけではないので治療する必要性は全くありません。
また、鍵しっぽは幸せを引っ掛けてくると言われているので、こんなしっぽをもしも愛猫がしているのであれば、どこかで飼い主に幸せを引っ掛けてきてくれる可能性があるのではないでしょうか。
猫がしっぽをパタパタさせるときの気持ち
不機嫌なとき
先ほどしっぽの先を動かす際にも書いたことですが、猫が不機嫌なときしっぽの先だけでなくしっぽ全体をダイナミックにパタパタさせているのであれば、虫の居所が悪くイライラしている可能性が大ですね。
・しつこく構う
・撫でられたくないのに撫でてくる
・遊んでくれない
など、猫の気持ちを無視した行動を繰り返すことで機嫌がドンドンと悪くなり、その結果しっぽをダイナミックにパタパタさせる原因につながったことが考えられます。
とても機嫌がいい
今度は逆に愛猫が一目見るだけでわかるぐらい満足している時、リラックスしている時、など猫の気分がこれでもかといいときにしっぽをパタパタさせることで表現することがあります。
機嫌が悪いときはしっぽ全体でダイナミックにパタパタさせていたのですが、機嫌がいいときは逆にゆったりと左右にパタパタと揺らしているので、猫の機嫌によりしっぽの動きが大きく異なるので分かりやすいですね。
特に、大好きなおやつを食べた後、日向ぼっこを満喫しているときには、このような機嫌の良いパタパタしたしっぽの動きを見せてくれることがあります。
不安なときにも行う
猫が不安な気持ちになっているときにしっぽをパタパタさせることがあります。
私の家で飼っている愛猫も仕事に行くときや買い物に行くときには、不安そうな表情とともしっぽをパタパタさせることがあります。
興味津々なものがある
猫は、おもちゃの動きや飼い主に期待のまなざしを向けているときにはしっぽを左右にパタパタさせることで興味津々になっている時があります。
また、外の様子をマドから覗いて観察しているときにも外への興味からしっぽを左右にパタパタしています。
猫が寝てるときにしっぽは
リラックスしている
ポカポカとした陽気での日向ぼっこ、飼い主のヒザの上で寝ているときにしっぽをパタパタさせているのであればリラックスしているといっても過言ではないですね。
その際には、猫から幸せであることを示すオーラが出ているのではないでしょうか?
夢を見ている
猫も人間と同様に夢を見ることがあるようです。
私が飼っている猫もテーブルや段ボールで寝ている際に口の中でもごもごと寝言を言ってみたり、楽しそうな寝顔をしている時にはしっぽをパタパタさせることがあります。
寝ながら返事
愛猫と飼い主とのやり取りで一番頻繁に見られることといえば、飼い主に呼ばれているので返事をしていることですよね。
ですが、寝ているときにしっぽをパタパタさせることで返事をしている場合、猫としては眠いので起き上がる気はないのでしっぽをパタパタさせることで返事をしていることになります。
この行為を面白がって何度も愛猫を呼ぶことで機嫌が悪くなっていくのでほどほどにしましょう。
猫のしっぽがブルブルするとき
大満足している
猫がしっぽをブルブルさせるときは、基本的に大満足しているという気持ちを目に見える形で表現するためにしていることが多いですね。
このときの愛猫の様子はといいますと、私の飼っていた猫では、しっぽをブルブル、目はクリクリしているので誰が見ても嬉しすぎる状態になっていることがありました。
家の外と中を行き来している猫の場合、外で見かけた際に名前を呼んであげると、ご機嫌な表情でスキップしながら寄ってくることがあります。
このような反応は子猫時代によく見られる光景ですが、去勢後の愛猫が甘えん坊に育っているのであれば、見る事ができます。
狩りの態勢
ベランダで休憩中の鳥、小さな虫、遊んでいる最中などに愛猫のしっぽがブルブルとしていることはないでしょうか。
この場合、愛猫のしっぽは気持ちの高ぶりによってブルブルと震えるだけでなく興奮状態になっているので狩りの態勢になっていることが多いです。
猫は元々狩りが得意なので獲物を発見することで興奮を覚え、目がクリクリになり飛び掛かるタイミングを狙っています。
ただ、飼い猫として生活しているのでタイミングを狙いすぎて獲物に逃げられることが多いのですが、獲物を狙うこと自体が目的になっていることが多いのでその行為だけで満足することもあります。
猫のしっぽで気持ちがわかる まとめ
今回は猫のしっぽに気持ちが現れていることをお伝えしてきたのですが、いかがでしたか?
猫がしっぽをどう動かしているかでどんな表情がにじみ出ているのか知ることができたので、猫が喜んでいるのか、機嫌が悪いのかの判断が今回の記事を読むことで分かっていただけたのではないかと思っております。
現在、愛猫がどんな気持ちになっているのかしっぽの動きを見ることでわかるので、しっぽの動きを観察し猫の気持ちに気付いてあげましょう。