猫の夜泣きの理由は?対策のコツも合わせて紹介!

猫を飼っていると夜中に外に向けて鳴く、いわば夜泣きをしていることはありませんか?

「何故夜中に鳴くの?」「ノイローゼになりそうだ」と頭を抱えている飼い主も多くいるのではないかと思います。

今回は、猫が夜泣きをする原因と対策についてご紹介していきます。

 

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猫の夜泣きの原因は?

外に興味があり出てみたい

窓から外の景色を見たことがあるのであれば、外の世界には何があるのだろうと猫も気になります。

猫は好奇心が旺盛な動物なので、外の世界がどんなところなのか知りたいという欲求に駆られるのですが、完全室内猫の場合は外に出かけることができないので、どうしても行ってみたいという願望を胸に秘めていきます。

夜になって外に向けて鳴いているのであれば、「外の世界にいってみたいから出してくれ!」と飼い主に訴えているのです。

 

ごはんが入っていない

猫が夜中に鳴く理由はお腹が空いたときにごはんを食べようとしたときにごはん入れにいつも入っているはずのごはんが入っていないため、飼い主にごはんを入れてくれと要求していることです。

トイレを掃除してくれ

猫はきれい好きな動物なので、自分のトイレが汚いと用を足すことができなくないことで不満を抱えるようになります。

最初は汚くても仕方ないと思って少しきれいなスペースで我慢してくれるのですが、飼い主がいつまで待ってもトイレを掃除してくれないことで不満が爆発し夜泣きをして訴えることがあります。

構ってほしい

猫は飼い主に撫でてもらいたいと感じたときに膝に乗ってきたり、近くに寄ってくることがあります。

また、遊んでほしいときにも視線を投げかけることで要求することもあるのですが、それでも飼い主に無視されたり放置される時間が長いと寂しい思いをするだけでなく怒りに満ちていきます。

そんな状態をしばらく続けてしまうことで飼い猫は我慢できなくなり、飼い主に「かまってくれ」と夜泣きをすることで自分に興味を向けようとしてきます。

発情期シーズン

猫が発情期を迎えていると外の世界にいる異性に向かって大きな声で夜泣きを数時間にわたって行っていることがあります。

猫自身も訳が分からない状態なので、数日間外に向かって泣き続けていることがあります。

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猫の夜泣きの対策法や薬を紹介

猫の夜泣きが飼い主の態度、外への興味、発情期など多くの原因があることをご紹介してきたのですが、夜泣きを防ぐ対策を知りたいと考えているのではないでしょうか?

まずは対策法をご紹介していきます。

飼い主が気付くことで対策できること

ごはん対策

ごはんが入っていない場合は、猫のごはん入れが入っているかどうかを寝る前に確認し減っている場合、夜中に食べるかもしれない量を事前に入れておくことで防ぐことが可能になります。

トイレ対策

トイレが汚い場合は、猫が用を足した後や夜寝る前にトイレがきれいかどうか確認し、汚れているのであれば掃除をしておくことで猫の夜泣き対策ができます。

構って対策

構ってほしい場合は、猫と出来る限り撫でてあげたり、おもちゃで1日5分程度でも遊んであげましょう。

そうすることで、猫は寂しい思いをさせることなく満足させてあげることができます。時間が空いたときなどに行ってあげましょう。

手術することで防ぐことができる

猫を繁殖させたいのであれば交尾をさせることで夜泣きを抑えることができるのですが。その気がないのであれば、動物病院で去勢手術や避妊手術を受けさせてあげましょう。

手術の費用はかかりますが、猫と一緒に暮らしていきたいのであれば避けて通れないので、しっかりと行ってあげる必要があります。

夜泣きは薬を投与することでも防ぐことができる?

夜泣きの原因がストレスや不安から起こっていると病院で診断された場合に精神安定剤を処方されることがあるのですが、強い薬なので、使用の際は獣医師と相談しながら投与することが必要になります。

精神安定剤を投与したとしても一時的に防ぐだけなので、根本的な解決にはならないので原因を探る必要があります。

また、病院の薬以外にも夜泣きを防ぐかもしれない製品として「レメディ」があります。

レメディも精神安定剤と同様に夜泣きというよりストレスや不安を防ぐかもしれない製品なので、猫に与えたとしても夜泣きが治る可能性を高める効果しかありません。

猫の夜泣きは高齢になると起こりやすい?

猫年齢で1歳は人間では17歳、2歳で23歳と年を取っていくことから猫は人よりも早く成長していきます。

猫年齢で高齢猫は7歳、人間で例えると40歳ですが、猫はこのぐらいの年から高齢猫と言われています。

猫が高齢になることで起こる夜泣きの原因が認知症と代謝性疾患です。

高齢猫の夜泣き対策

主な対策法は薬を投与することで夜泣きを防止することができるので、早めに動物病院で診察してもらうようにしましょう。

不安から起こる夜泣き対策

高齢になることで起こる夜泣きの原因が猫自身の体の機能の低下によって起こっている場合は不安による夜泣きが考えられます。

この場合の対策は薬の投与ではなく、飼い主や家族の方が猫のそばにいる事で安心感をあたえたりコミュニケーションを取っていくことで不安を和らいであげることです。

猫の夜泣きは引っ越しのストレスが引き金に

猫はマイペースですが、人間よりもストレスを感じやすい性質を持つ動物でもあります。

そんな猫は飼い主が引っ越しをすることで、突然住み慣れた環境から自分の匂いのしない土地に行くことで落ち着きがなくなったり、動くことなく固まってしまうことがあるようです。

猫にとって環境が変わってしまう引っ越しは相性が最悪なので、早く慣れてもらわないと不安から夜泣きをすることがあります。

猫と一緒に引っ越しをする際は住み慣れた土地で飼い猫が使っていた道具(トイレ・猫砂・クッション)やオモチャも一緒に持ってきて猫に与えることです。

最初は新しい家に慣れていないので、行動範囲が狭いのですが、自分の匂いの付いたものに囲まれた生活をしていくことで徐々に慣れていってくれるので、気長に待ってあげることも大切です。

猫の夜泣きの原因 まとめ

今回は猫の夜泣きの原因や対策をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

猫の夜泣きの原因が飼い主との生活や発情期にあるとすると、薬の効果で治すことを試みるよりも、もっと猫のことをしっかりと考えて行動をしていくことが一番の夜泣き対策になっていくのではないでしょうか。

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