猫を完全室内飼いにしている方であれば、猫が風邪をひくことはない思っているのではないでしょうか?

ですが、野良猫に直接触れることで、猫風邪の菌を自宅に持ち込むことによって自分の愛猫に猫風邪への感染リスクが高くなることがあるようです。

今回は、猫風邪は先住猫にうつる理由、猫風邪を防ぐ理由までご紹介していきます。

 

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猫風邪は先住猫にうつるの?

人を介してうつる場合

愛猫が猫風邪に感染するケースとして、特に多いのは飼い主が猫風邪に感染している野良猫に触れた手で愛猫に触れた際にウイルスも一緒にうつってしまうことで、猫風邪に感染することがあります。

事前に3種混合ワクチンを接種することで猫風邪のウイルスを予防することができるのですが、完全に防ぐことは困難です。

 

猫風邪がうつらないこともある

保護した子猫が猫風邪に感染していたとしても、先住猫が元気な成猫であるとすると猫風邪の感染リスクを減らすことができます。

 

 

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猫風邪を先住猫にうつさないための3つの方法

先住猫を飼っている飼い主にとって、新しく家族に迎える猫との出会いはかけがいのないものですよね。

もしも、新しく家族になる猫が猫風邪をひいていたとすると、先住猫が1匹でも多頭飼いでもうつってしまうリスクが伴います。

ここでは、先住猫が猫風邪に感染しないために必要な対策法をご紹介していきます。

 

病院で診察してもらうこと

新しく猫を家族として迎えたのであれば、そのまま家で飼うよりも一歩早く動物病院で獣医さんに診断してもらうことが大切です。

野良猫である場合、目ヤニ、鼻水、くしゃみをしていることもあるので、このことも忘れずに獣医に伝えておくことでより猫風邪の患者であることかどうかの判断をしてくれるようになります。

診察結果から猫風邪と診断されたのなら、お薬を処方してもらうようにしましょう。

 

別室で過ごしてもらうことが大切

猫風邪のウイルスであるヘルペス、カリシウイルスは感染力が強いことから、先住猫と同じ部屋で過ごすことになった場合、感染している猫のくしゃみによって先住猫が猫風邪に感染する可能性がでてきます。

そのリスクを最小限にするためにも、猫風邪をひいている猫を保護したとしたら可哀そうだと思っても、先住猫とは異なる部屋で過ごさせるようにしましょうね。

また、猫風邪の治療期間は数日から数週間になるのですが、内服薬や目ヤニの症状をやわらげる目薬を差すことを含めると2週間以上は先住猫と隔離した状態にする必要があります。

その治療期間が終了するまでは別々に過ごせる部屋を確保しておく必要があるので、家族の方の理解を得ることも大切になります。

さらに、この治療期間は先住猫と保護猫が仲良くできるかどうかの期間でもあることから、時間をかけて猫風邪の治療を行うことで、先住猫に猫風邪をうつさないことうぃ注意して生活をしていきましょう。

 

先住猫の予防接種を済ませておくこと

先住猫と保護猫が一緒に住むことに対して必要なことは、先住猫に年1回の予防接種を済ませておくことが非常に重要なことになります。

予防接種を受けておくことによって、猫風邪をひいている猫を保護したときや飼い主が野良猫を触った手で飼い猫に触れたとしても猫風邪に感染するリスクを軽減させることができます。

ヘルペスやカリシウイルスの予防ができる種類の予防接種を事前に行っておくことで、保護した猫が猫風邪をひいていたとしても症状の悪化や猫風邪が長引く恐れがなくなります。

予防接種を飼い猫に受けさせることが大事なのですが、ワクチンの効果が実際に発揮されるまで数日を要することもあり、年1回の予防接種は事前に決めている期間に行うようにしましょう。

 

猫風邪を蔓延させないために必要なこと

猫風邪のウイルスは感染力が強いので、治療をする際には千住猫と生活する部屋を分ける必要があることはお伝えしましたね。

そうしないと、先住猫が多頭飼いの場合、あっという間に全ての猫が猫風邪を発症してしまうことになります。

とくに重要なことは家の中にウイルスを持ち込むことをしないことです。

ここで考えられるケースとして、飼い主が野良猫を触ることで、野良猫のウイルスが服に付着することで家に持ち込んでしまうことです。

帰宅する際には必ず洗面所で手洗い・うがいはもちろんのこと、衣類の洗濯も徹底的に行うことで大切な猫が猫風邪に感染しないように注意してくださいね。

また、室内で飼っている猫は網戸越しに外の景色を見ていることがあるのですが、ここでも注意が必要になります。

万一、家の前を通過中の野良猫のくしゃみや鼻水で空気感染することも十分にあり得るので、野良猫が通りそうな場所に飼い猫が近寄らないようにする必要もあります。

家の中や外でどれだけ注意したとしても、猫風邪に感染することは十分にあり得るので、愛猫の様子がいつもと少しでも違うと感じたら、気のせいだと思わずに必ず動物病院で診察してもらうようにしましょう。

 

猫風邪は先住猫にうつる? まとめ

今回は、猫風邪が先住猫にうつるリスクをお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

猫風邪は飼い主がどれだけ注意していても感染力が非常に強いウイルスになるので、子猫ではなくてもひいてしまうこともあります。

もしも、あなた飼っている猫がくしゃみや鼻水を出していることを確認できたら、猫風邪をひいている可能性があるので、迷うことなく動物病院で診察を受けることをおすすめします。

猫風邪は症状によっては重症化する恐れがある危険な病気なので、早期発見をすることですぐに治療が行うことができるので愛猫の様子はしっかりと見ておくことが大切です。

 

 

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